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THE WORLD

GREETING

    • 代表取締役社長
    • 吉村 公孝

    株主の皆様におかれましては日ごろより多大なるご高配を賜わり、誠にありがとうございます。2023年6月期は、過去最高売上となる一方、成長投資の実行により減益となりました。

    当社を取り巻く環境は、IoT業界の追い風、モバイル業界の外部環境悪化などプラスとマイナスの材料が混在しています。2024年6月期は、新たな成長基盤を創る1年とする所存です。

    2030年のビジョン「ICTインフラ全般のエンジニアリングカンパニーへの進化」「売上高300億円」を目指し、新たな3か年の中期経営計画「2024-2026年」をスタートします。

    今後も中長期成長戦略を着実に実行することで、企業価値の最大化に努めてまいりますので、変わらぬご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

FEATURE

  • 通信インフラエンジニアリングカンパニーから
    ICTインフラ全般のエンジニアリングカンパニーに進化することにより、
    2030年までに売上高300億円を目指して

    この2030年ビジョン達成に向けてバックキャスティングで計画した
    2024年6月期~2026年6月期の3年間を対象とした中期経営計画は、
    祖業であるモバイルエンジニアリングサービス以外の柱を創り、育てる変革期と位置付け、
    「Reborn Basis」をテーマに事業推進してまいります。

  • 長期ビジョンと中期経営計画の位置付け

  • 2030年ビジョン実現に向けた事業ポートフォリオイメージ

    モバイルエンジニアリングサービスで培った
    エンジニアリング力をIoTインフラ、ITインフラの領域に拡大。
    BLAS活用で効率化推進のみならず、SaaSとして収益にも貢献。

    ※BLAS:自社開発の機器設置に特化したシステム。
    一日に数千件動く現場の管理やその前工程(機器準備、現地情報確認等)、後工程(レポート作成等)の効率化を実現し、設置DXを実現。

  • 01
    モバイルのシェア維持・拡大
    通信キャリアの設備投資は一時的に減少し、6Gの構築までコスト抑制要請は進むことが予想されるため、現在のシェアを維持・拡大しつつ、売上総利益の改善を行うことで収益確保を行っていきます。既存取引先のソフトバンク・KDDI・楽天以外に、NTTドコモなど新領域へのアプローチも進めてまいります。
    02
    IoTシフトを進め第2の柱に
    これまでのスマートメーターやNCU、スマートロックなどのIoT機器を設置するフロー案件から顧客先での常駐支援やBPO支援、全国対応可能な監視・保守の拡大などのストック案件を拡大し、安定した収益構造を目指します。IoTの設備投資はこれからも上昇トレンドであり、IoT機器設置数も増加することが予想されます。IoT機器の増加と共に、BLAS等のSaaS販売による収益の多様化や予兆監視機能等の実装予定など、ワンストップサービスの実現を進めていきます。
    03
    ITインフラ領域に事業拡大
    サーバーやネットワーク関連のITインフラにて、まずは保守業務などの下流から領域拡大を進め、ノウハウ蓄積と共に高単価の上流領域へ事業を拡大させていきます。ITエンジニアリングサービスは常駐などのストック型案件を前提にしており、安定した収益構造を目指すことが出来ます。対応可能領域拡大のためにネットワークエンジニアの育成スキームを構築し、クラウド・サーバー・セキュリティなどの各領域のプロ人材育成を可能にする教育体制強化を進めつつ、ITエンジニアリングサービスの営業強化を行い収益増加を進めていきます。
  • Reborn Basis
    IoTシフトやITインフラ領域への事業拡大などを通し、
    モバイルエンジニアリングサービス以外の事業を伸ばしてまいります。
    2030年ビジョンを実現させるための変革として、
    中期経営計画「Reborn Basis」をテーマに事業推進を進め、
    「IoTエンジニアリング」「ITエンジニアリング」の第2・第3の柱を築き、
    ICTインフラ全般のエンジニアリングカンパニーへの飛躍を目指してまいります。
    • 中期経営計画について、
      詳しくは2023年10月24日開示の
      こちらの資料をご覧ください。

SUSTAINABILITY

当社ホームページにサステナビリティについてのページを新設いたしました。
ぜひご覧ください。