MESSAGE

  • インフラテックで業界のDXを推進し、
    次世代通信インフラの社会実装を進めていく。

    今後世の中のデジタル化が加速していく中で、5GやIoTといった新たな通信インフラの整備は待ったなしの状況にありますが、残念ながら海外と比較すると日本の5G、IoTインフラの整備は遅れをとっています。そしてこの遅れは日本の産業競争力の低下につながるのではないかと危惧しております。
    遅延している原因は複数ありますが、私は「多重下請構造」と「デジタル化の遅れ」といったインフラ業界の非生産的な構造に問題があると考えています。
    具体的には、多重下請構造は元請けである大企業の維持費や付加価値の低い中間業者が商流に複数入ることでコストアップにつながり、またデジタル化が遅れているため生産性が低く、結果としてインフラ事業者はインフラ構築・維持コストが高止まりし、実際の作業を担う会社は低価格で儲けも少なく担い手不足という悩みを抱えてます。

    そのような課題を抱えているインフラ業界の中で当社は、多重下請けを廃し、中間業者が担っていた業務をITで自動化することで生産性を高めています。
    その結果、クライアントであるインフラ事業者は従来よりも低価格でインフラの構築や運用ができ、作業を担う会社も生産性を高めることで収益の拡大が期待できます。
    このように私達は創業期から培ってきたインフラ構築に関するノウハウと最新のテクノロジーをかけ合わせたインフラテックを通じて、従来のやり方をUpdateすることで業界のDXを推進し、次世代通信インフラの社会実装を進めていきます。

大きく拡大する5G・IoTの需要を取り込み高成長を目指す

これからの世の中はSociety5.0※の実現に向けて5GとIoTが急速に普及・拡大することが予測されています。当社はその需要の拡大を確実に捉え高い成長を実現するために以下の戦略を掲げています。

①モバイルの安定継続成長
現在、通信キャリアの5Gインフラの構築が急速に進んでいますが、今後はより高速通信が可能なミリ波に対応した5Gやキャリア以外の事業者が個別に構築するローカル5Gの拡大も期待されています。当社はこのような大規模かつ成長性の見込める5G市場の需要を取り込みながら安定継続成長を実現します。

②事業領域の拡大 IoTを第2の柱に
今後、多種多様な産業分野に広がり急成長が予測されるIoT関連ビジネスを拡大し、事業の第2の柱を作ります。当社はIoTの黎明期から培ってきたIoTインフラの構築・運用等のノウハウとテクノロジーを活用した高い生産性を武器にIoT業界におけるマーケットリーダーを目指します。

③アライアンス・M&Aでさらなる成長
上場したメリットを最大限に活かし、今後は積極的にアライアンスやM&Aを活用し、新たな商品・サービスの追加、新たなマーケットや顧客の開拓を進め、さらなる成長を作ります。

当社は上記の戦略を着実に実行することで業績及び企業価値の最大化を目指し、投資家の皆様や全てのステークホルダーの皆様に喜ばれ必要とされる会社を目指してまいります。

※政府が「目指すべき未来社会」として提唱する「超スマート社会」。IoTの活用によりサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合し、すべての物や情報、人を一つにつなぐとともに、AI等の活用により量と質の全体最適をはかる社会。