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東京電力から受託したスマートメーター取替プロジェクトでは、足掛け5年で100万台の取替を実施。作業状況を一元管理するシステム「BLAS」の導入が、プロジェクト成功に大きく貢献しました。
またマーケティング分野におけるIoTサービスでも、豊富な実績を誇ります。スーパーマーケットでの購買行動分析、商品売上分析を実現するマーケティングカメラの設置では、消費者の行動やニーズの「見える化」を実現。こうしたインフラ、ビジネス分野におけるベイシスのテクノロジーとノウハウは、大雨や土砂による被害を最小限に抑える防災分野でも役立っています。
東京電力から受託した100万台のスマートメーター設置プロジェクト。最大稼働時には作業員60名を動員し、1日に約900台のアナログメーターをスマートメーターに取り替えた一大プロジェクトに挑戦しました。
ここで大きく役立ったのが、数万単位のデータをリアルタイムで一元管理するシステム「BLAS」の導入。取替対象のお客様情報の管理はもちろん、作業員の稼働状況、取替状況の進捗をすべてリアルタイムで管理することによって、お客様や東京電力からの問い合わせにも迅速に対応することが可能に。
プロジェクト開始から5年の歳月をかけて、100万台以上の取替を実施し、現在も進行中です。さらに電力スマートメーターでの実績が評価され、ガスのNUC端末の設置プロジェクトも請け負うなど、生活インフラを支える分野でもベイシスのノウハウが役立っています。
流通小売分野における最適な商品陳列や購買行動分析、商品売上分析に貢献するのが、マーケティングカメラの活用です。パナソニックから依頼を受けたのは、スーパーマーケットにおいて商品ケースや天井などにカメラを設置して、マーケティングソリューションに役立てるという依頼。機器を開発したお客様自身に設置や施工に関する経験がなく、現地での調査からカメラ設置、配線、画角調整までをすべてベイシスが請け負いました。マーケティングカメラによって購買状況や在庫状況の管理が容易になると同時に、セキュリティ強化にもつながり、高い評価を得ました。
また、近年要望として多いのが見守りとしてのIoTセンサー活用。マット型午睡センサーを保育園向けに導入するにあたり、機器の操作方法の説明やトライアル後の購入に関するヒアリングといった導入支援から設置までワンストップで対応。子供の午睡の安全を見守る管理システムとしてお客様に大きな安心を提供しました。
大雨や土砂による災害を未然に察知する河川の水位センサの設置プロジェクトでは、過酷な環境下におけるIoT機器の設置を見事に実現しました。河川にて水位計測ソリューションを構築するトライアル水位センサ設置作業では、水中への機器の設置となるため、河川に入水しての作業が必要であり、作業員の安全管理や設置後のIoT機器が水流によって流されてしまわないための対策が求められました。
こうした課題を解決に導いたのが、ベイシスが培ってきた携帯基地局工事分野における安全に対する知識や経験。異なるジャンルの施工においても有効な手段として大いに機能し、安全器具の着用、監視員の配置などの万全の対策のもとで作業を実施。
極めて危険なシチュエーションにおける作業も安全に行えることを証明し、その後も同様の案件において施工会社として指名を受けるなど、大きな成果につなげることができました。