ブログ投稿が遅くなりましたが、弊社ベイシスは8/14に2024年6月期の決算を発表しました。
結果としては、売上68.2億円、営業利益79百万円と昨年比で減収減益という結果になってしまいました。
株主の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
サービス毎売上の前年比較を見ると、
・モバイル:▲1,527M(前年比70.1%)
・IoT:+890M(前年比156.4%)
・IT:+596M(前年比434.8%)
となり、モバイル事業者の5G投資抑制による売上減少が当初予想よりも大きく、成長事業のIoTとITの売上増でカバーすることができませんでした。
しかしながら、1年前に掲げた方針の通り、今後の成長事業であるIoTやITへの積極投資を続けた結果、IoTシフトが着実に進んでおり、新年度は祖業のモバイルの売上を成長事業のIoTが追い越す計画です。
今期は、弊社の中期スローガン「Reborn Basis」が実際に数字でも表れ、中計に掲げた2026年6月期売上約100億円に向けた勝負の期になりますので、しっかりと戦略通りに実行し中計の達成に向けて邁進していきます。
これからも応援よろしくお願いします。
ちなみにモバイル事業者の投資抑制は、各世代毎に必ず起こりました。
・3G投資抑制:2008年ごろ〜
・4G投資抑制:2015年ごろ〜
・5G投資抑制:2023年ごろ〜
このように大体7年〜8年おきに投資抑制が行われます。
弊社は創業期からモバイル依存が高かったので、過去はこの投資抑制のたびに大きな経営危機に陥りました。
しかしながら、今回については投資抑制を早期に予測し、次の成長エンジンである事業に早期投資を行ったことで経営危機を免れることができました。
今後はモバイル依存から脱却し、経営を安定させながらも成長投資を続けることで企業価値を高めて参ります。