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社長ブログ

2025.11.21 独り言

CEO Talk「AI時代のブルーカラー論争」

今日は社内向けに書いたメッセージもブログでもお伝えします。

<以下、社内向け>

みなさん、お疲れ様です。
今日は、最近ニュースでよく目にする「AIでホワイトカラーの仕事が置き換わり、ブルーカラーの価値が上がる」という話題について、そしてそれがベイシスにどんな影響があるのかを書きたいと思います。

■ 本日(11/21)の日経新聞でも取り上げられた“ブルーカラーの高収入化”
アメリカでは、AIの普及によってホワイトカラー採用が減り、その一方で 「ブルーカラービリオネア」 と呼ばれるような、高収入のブルーカラー職が注目されています。
ただ、こうした現象には“バブル的な側面”もあります。
若者が一気にブルーカラーに流入すれば賃金は下がりますし、ブルーカラーだけが永続的に高収入を維持する未来は、あまり現実的ではありません。

■ 「ベイシスにとっては追い風ですよね?」という社内の声
社内でも、「うちは現場系の事業もあるし、この流れは追い風なんじゃないですか?」という質問を受けることがあります。これに対して、私の考えを伝えいたいと思います。

■ ベイシスへの追い風は、“ブルーカラーバブル”とは違う
結論から言えば、ベイシスが今後受ける追い風はブルーカラーバブルとはあまり関係ないと思っています。
私たちにとっての追い風は、もっと本質的で、もっと長期的で、もっと強力な追い風になると思います。
それはつまり、
AI社会が進めば進むほど、インフラを作れる企業の価値が高まる
という構造的な変化です。

■ AIはインフラがなければ動かない
AI・5G・IoT・自動運転・スマートシティ。 こうした“華やかな先端技術”はすべて、目に見えない インフラ の上に成り立っています。
  • ネットワーク
  • 基地局
  • 電力
  • データセンター
  • IoT
など、これらのインフラが整っていなければ、AIは動きません。
つまり、
AIが普及すればするほど、インフラをつくれる企業の価値は上がるということです。
これは一時的な「ブルーカラーブーム」とは次元の違う、構造的で長期的な追い風 になると見ています。

■ 日本はさらに「構造的な担い手不足」が深刻
日本では人口減少が進み、特に地方のインフラ領域で 担い手不足 が急速に広がっています。
この問題は数年で解決されるものではありません。
だからこそ、現場 × IT × 技術 を掛け合わせられるベイシスのような企業は、社会からの必要性がさらに高まっていきます。

■ ベイシスは“ブルーカラー企業”ではない
ここで強調しておきたいのですが、私たちは決して「ブルーカラー企業」ではありません。
私たちは、
Infrastructure Tech(インフラテック)企業
です。
現場の施工力に加え、
  • IT知識
  • ネットワーク技術
  • IoTの知見
  • デジタル施工管理(BLAS)
  • AIによる自動化
これらを掛け合わせた、高度で代替されにくい専門集団 です。

■ ベイシスの追い風の“正体”
まとめると、ベイシスが今後受ける追い風は次の3つです。
① AI社会の普及で、インフラの価値が爆発的に増加
② 日本の構造的な担い手不足により、需要は長期で増加
③ 「現場×IT×AI」という高度領域 → 代替されず、価値が上がり続ける
つまり私たちは、
AI社会の本質的な構造変化のど真ん中にいるということです。

■ Credoとのとの直結
AI社会を支えるインフラをつくることは、まさにベイシスのミッション「ICTで世の中をもっと便利に」
に直結しています。
AI社会が進むほど、私たちの仕事の価値は上がり、ビジョンにも掲げる「変化し、変化させ、必要不可欠な会社」に近づきます。

■ 最後に
AI時代は変化が速く、不安を感じやすいかもしれません。
しかし、ベイシスはそのAI社会を支える “根っこのインフラ” を担う会社です。
時代が進めば進むほど、 私たちの価値は増し、求められる存在になります。
一緒に、この“本物の追い風”を武器にしながら、Update The World を実現していきましょう!

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