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人事ブログ

2021.12.13 社員紹介

【社員を取材】「若いうちに東京の荒波に揉まれたい」地方出身25歳管理職が挑む、ベイシスの中枢業務、モバイルエンジニアリング

ーーこんにちは。広報の中出です。今回は、ベイシスの基幹事業である「モバイルエンジニアリング」の中枢業務のチームリーダーを担う、まさに若手のホープ!樽本翔(たるもと しょう)さんにインタビューさせて頂きました!樽本さん、どうぞよろしくお願いいたします!

「19卒の樽本です。よろしくお願いします!年齢は今年で25歳で、出身は広島、修道大学卒です。ベイシスでは事業推進本部のモバイルネットワーク課で仕事をしています。今期、つまり2021年7月からTL(チームリーダー)に着任しました」

ーーありがとうございます!ベイシスは「インフラテック事業」として「モバイルエンジニアリング」と「IoTエンジニアリング」を2つの柱として掲げていますが、樽本さんの部署は、前者の「モバイルエンジニアリング」を支え、代表するチームであると伺いました。

「私のチームでは『インテグレーション業務』を行っています。何をやるのか簡単に説明しますね。我々の仕事は『携帯電話の電波を正しく飛ばすこと』。ですが、工事をして建てただけの携帯電話基地局は、そのままでは使えません。正しく電波を発射するように、基地局の無線機に初期設定データを注入する作業が必要なのです。私はいわゆる『常駐組』でして、携帯電話キャリア様に常駐し、この業務をしています」

ーーなるほど!ということは樽本さんはこう…携帯電話の基地局の鉄塔をよじ登ったりされるんですか!?

「いえ(笑) そこはリモートで制御できるので、プログラムを打ち込むのは遠隔でやっています。この『インテグ』業務は、既存の基地局に新しくアンテナ、周波数の追加が行われた際に行うものです。つまり、運用がスタートするフェーズのものに対しての仕事です。その意味で『携帯電話の電波を作り出している』という実感の強い仕事ですね」

ーーなるほど、「システム、起動!」みたいなイメージですね…なんだかかっこいいです!

「上下関係ではなく、あくまで役割」新任チームリーダーの考える組織の在り方

 

ーー樽本さんは今期からTL(チームリーダー)に着任されたとお伺いしています。

「そうですね。TLはつまるところ、現場がうまく回るようにフォローする役割です。作業しやすいようにするにはどうするかを常に考えつつ、お客様からの希望を窓口となって受け取って、現場に落とし込む仕事です。とはいえ、そこにあるのは上下関係ではありません。あくまでプロジェクトに向かい泳ぐ群れの導き手として、一般社員やパートナー様と並走していく仕事です。時にはいち作業者として業務を行うこともしますし。『プレイングマネージャー』という言われ方をしますね」

ーーふんぞり返るリーダーではなく、あくまで並走する、というのは素敵です。樽本さんは元々TLという管理職を目指していらっしゃったのですか?

「それが、全く目指してなくて。(笑) 役職とか興味なくて、最初は手に職がつくSEとかいいな…なんて思っていたぐらいです。人の管理、とかそういうことには興味がなくて。ですがいち作業者として、新卒の頃からとにかく目の前の業務を一生懸命、100%やっていました。それが上長からのリーダー拝命につながったと言えば、そうかもしれません

ーーがむしゃらに頑張っていたらいつのまにか高みへ、というわけですね!私も新卒ながら感じていますが、ベイシスは頑張っている方を上へと応援する土壌があると思います。

「そうだと思います。仕事ぶりに皆さんからきちんと評価を頂けるというのは、やはりうれしいことです。TLになってから、やはりやりがいは増えました。私は仕事で関わる方たちに『この現場でよかった!』と思ってもらいたい、という信条を持っています。今までは自分のタスクをとにかくこなして、そこまででした。しかし部下、後輩ができて、彼らに『この現場でよかった!』と言ってもらえるには、TLとしてどう在ることが必要か。そういう責任をもって、日々の仕事を頑張っています」

ーー反対に、大変なこと、難しいことはありますか?

「部下、後輩の評価を出さないといけないことです。これは大変難しい。頭を悩ませています。部下、後輩の人生すら左右してしまう事です。あとは今までは「自分の業務」だけでしたが、視野を広げて見ていかなければならないのが大変ですね」

ーー責任感の強い方なのだとお見受けします、素敵です!今後、チームリーダーの先に目指すところをお聞かせ願えますか。

「結論から言って『やりきっていないから分からない』ですかね…現状、結局自分は、目の前の仕事を100%できてるとはいえないと思っています。ひとまずは今与えられた仕事と、周りの環境に全力で100%、いや120%挑む、集中するということが先だと思います。そうしていった結果TLになれたので、その方針は間違っていないと思っています。やりきったら考えるかもしれません。でもまだ攻略しきってないんです

ーー職人気質というか、普段のお仕事の緻密さがお話を聞く中から思い浮かびます!

「とにかく今日をつつがなく、事故なく終わらせなければ!」2年目の冬起きた事件と、獲得したクレド賞

 

ーー樽本さんは先の社員紹介で、「クレド賞:Pride」を受賞なさいましたね。経緯をお伺いできますか?

「特に目指していたわけではないのですが、思い当たるエピソードがひとつあります。去年の年末、つまり入社2年目の冬ですね。現場でコロナ罹患が発生し、パートナー企業の方、TLの方が出社停止になりました。

頼っていた先輩方がリモートで自宅から作業せざるを得なくなり、いつも隣にいて支えて下さった心強い上司と突然、物理的に離れてしまったのです。別現場からの助けも頂きましたが、これはもう、自分が回すしかない!とにかく今日をつつがなく、事故なく終わらせなければ!という一心で、寒い時期、ほとんどパニックになりながらも孤軍奮闘でした。作業ミスが発生してしまったこともありましたが、それにより仕事は一人ではどうやってもできないこともある、ということを学びました。この件を反省して、自分の中で仕事をメンバーに割り振る大切さだったり、パンクしないようにコントロールする重要性だったり…今までは良くも悪くも「全部自分でやりきる」というような考え方に固執していました。そこから脱して、いかに業務に最善を尽くすかを柔軟に考えられるようになった、レベルアップできた経験でした。このエピソードを高く評価して頂けたのかな、と思います」

ーーそれは大変なエピソードでしたね….樽本さんは度胸のあられる方です、感服しました!

「東京に出てきてよかった、後悔はない」広島から上京を決意した意気込み

ーー樽本さんには、新卒入社の方として、地方出身者として、ベイシスを選んだ理由をお伺いしたいです。

「一言でいえば『組織の雰囲気』ですね。特に人と人との距離感の近さです。社長や取締役など、役職者との距離の近さも挙げられます。面接、入社するまでの社長との顔合わせが本当に多くて。社員の方との面談が多く設けられていました。

私の性格として、一緒に働くメンバーとの距離感が近いほど、自分のパワーが出せる、活躍できるタイプです。意見を引き出しやすいし、こちらからも言いやすい。それがいい仕事、活動につながると思っていますから。何気ない会話から引き出せるものもあるので、それらを大事にしています。

最近考えているのは、距離感が近いと、意識していなくても共通認識が醸成できるということです。そういう背景で、私の企業の選択軸というところは、人との雰囲気というのを大事にしていました」

ーー中出も樽本さんも地方出身組ですが、どうでしょう、東京に出てくるのは抵抗があったりしませんでしたか?

「いえ、そもそも東京に出ようとしていましたから(笑) 就職活動をする中で、結局何の仕事をするにも市場の大きさは重要だと考えました。東京であれば、どの仕事に就いても規模は大きい。

それに、若いうちに東京の荒波にもまれたいという思いもありました。落ち着きたいなら広島に帰りますが、今のところはそういう考えはないですね」

ーー地方出身者として、上京してよかったことはありますか?

 

「東京という日本の中心で、お客様である、携帯電話キャリアの大企業と渡り合える、ビジネスを共に推進できるということです。ベイシスの本社に近い場所で、新鮮な情報を得られることもです。東京に出てきてよかったと思っています、後悔はありません。

地方から出たくないという気持ち、面倒くさい、慣れた環境から出るのが怖いというのは、私も理解できるところです。そちらに重きを置いてるとなかなか難しいかなと思います。

しかし、仕事にモチベーションをもって取り組みたい人に、東京という場所は、変化のスピード、情報量、市場の大きさ、どれも持ってこいだと思います。そこはおもしろさですから、ぜひ波を乗りこなして、挑戦してみてほしいです」

ーー前線でベイシスの大黒柱をどっしりと支える樽本さんの熱意に触れられた時間でした。貴重なお話ありがとうございました。

「ありがとうございました。みなさん、ベイシスでお待ちしています!」

 

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